気付くまで
物事を良くしようとするほど、
より悪くなっていくことがあります。
溺れた人がもがけばもがくほど
沈んでいくように。
幸せになろうとして頑張ると
不幸になったりするのも同じです。
病気を治したいと思っている人が
治るどころか
平行線か悪化している人は少なくありません。
どうしてなのか、
本当は治したくない、良くしたくない、と
心の奥に隠している感情があります。
自分では治ろうと努力しているから
認めたくないけれど
ここに気付くことが非常に重要なのです。
本当に治る人、本当に充実する人、
実は、治る、充実する、ことが問題なのでなく
そのことの先に何があるか、
本当は自分は何をしたかったのか。
そこに気付くことですが、
気の重心を下げて気付くように
お手伝いするのが私の役目です。