坂の上の雲
若いときは登り坂だから
身体も人間としての成長も
上を向いて歩いていれば良かった。
しかし
この歳になったら
肉体的にだんだんと衰える。
下り坂を下ることのなかに
本質を誤魔化さないで
見ることだと思い、
「いつまでも若い」
というまやかしを止めることにします。
せっかく生まれてきたこの世で、
自分の人生をどのような物語に仕上げていくか。
という生き方が幸せだと思っているので
さて、下り坂をどう下ろうか思案橋です。
私の患者さんはみなさん若い人が多いので
まだ坂の上の雲を眺めながら
坂道を登っていますから
治療も上を向いて元気の出るような
エネルギーを送っています。