プロとアマの間
落語家が前座のとき
兄弟子に言われたそうです。
あんちゃん早くこの世界に 染まっちゃいな
あいつスレてきたねは 褒め言葉なんだ
ただし誠意のないスレっカラシんなっちゃ駄目で
素人了見では前座は務まらない。
芸の世界に足を踏み入れたらこの覚悟が必要なんだ。
いいこと言われたと後から思ったそうです。
私たちはこちらの世界にいるから
こんな話を面白がって楽しんでいれば良いのですが
本当のプロになっていく芸人は
その先に修羅場が待っていることも
プロとアマチユアの間にはとんでもない
暗くて深い河が流れていることも
やがて気が付くことになるのです。
何事も一芸に秀でるのは大変です。
いつもありがとうございます。